銀行系カードローンの審査が通らない理由とは

 どういった人が審査に落ちてしまうのか?現状だけでなく、信用情報として、過去の支払いや借り入れについても関係しているので、返済を一日でも遅れないように利用したいものです。

銀行系カードローンの審査が通らないのには意外な理由があった

銀行系カードローンの審査が通らないのには意外な理由
意外な理由で審査に落ちてしまうこともあります
 銀行系カードローンに申し込んだにも関わらず、審査で落とされてしまってお金を借りられなかったという人もいるでしょう。落とされてしまう理由としては、安定した収入がないこと、そして、過去の借り入れの際に返済でトラブルがあったこと、の2つがもっとも多いのですが、その他にも意外な理由で審査に落ちてしまうことがあります。次に紹介するようなポイントについて注意しておくと、審査落ちのリスクを減らすことができます。

 

多重債務は審査に大きなマイナス
 すでにカードローンを利用している人の中には、複数業者から借り入れをしている人も多いのではないのでしょうか。借入件数の多い人は金融機関から見て評価が大きく下がってしまう要因の一つです。というのも、たとえば200万円の借り入れをする際、5社から40万円ずつ借りるよりも1社からまとめて200万円を借りたほうが金利が低くなり返済も楽になります。それにもかかわらず複数の業者から少額の借り入れをするのは、その人に200万円をまとめて借りるだけの信用がないという評価につながってしまうのです。また、複数の業者から借り入れをしている、いわゆる多重債務者は他の借り手と比べて返済に困る人が多く、そういった理由からも評価が下がってしまうのです。もしも複数の業者から借り入れをしている場合には、おまとめローンなどを使って債務を一本化しておくと良いでしょう。

 

申し込みブラックとは
 申し込みブラックとは、カードローンの申し込みを複数業者に同時に行うことを意味していて、審査での評価を大きく下げてしまう要因となります。なぜ、同時に複数の業者に融資を申し込むと評価が下がってしまうのかというと、複数の業者がその人に融資を行ってしまうと、その合計融資金額が返済能力を超えてしまう可能性があるからです。同時申し込みがわかった場合には、たとえ融資条件を満たしている場合でも融資が行われないことがあるので注意が必要です。

 

クレジットヒストリーも大切
 何度もカードローンを利用している人はお金にだらしないと思われて審査に落ちてしまうと考えている人も多いですが、それは違います。繰り返し利用していても返済をきちんと行っている利用者は業者にとっては一番の上客ということになります。それよりも一度もお金を借りたことのない人のほうが評価は低くなります。評価を上げるためにスマホの分割購入をするなどクレジットヒストリーをつくっておくことも大切なポイントです

 

ここがポイント!

審査が通らない理由は過去の借り入れや返済状況までさかのぼってチェックされている!

 

銀行系カードローンの審査が通らない実際のパターンを見てみます

銀行系カードローンの審査が通らないのには意外な理由
信用情報に問題がある
 「過去にクレジットカードや他のローンで支払い遅延をしてしまい、その履歴が信用情報機関に残っていたことが原因で、審査に通りませんでした。特に、数回の遅延や延滞があった場合、金融機関はリスクを感じ、審査に通さないことがあります。自分では問題ないと思っていても、数年前の延滞が響いていたようです。」

 

他社借入が多すぎる
 「既に複数のカードローンを利用していたため、新たに申し込んだカードローンの審査に通りませんでした。カードローン会社は総量規制(借入額が年収の1/3を超えない)や借入件数を考慮しており、私の場合は既に複数社からの借り入れがあったため、追加での借入をリスクと判断されたようです。」

 

収入が不安定
 「フリーランスとして働いていますが、月ごとの収入が不安定なため、審査に落ちました。安定した収入があることはカードローン審査において非常に重要で、特に安定した雇用形態や収入証明が求められることがあります。私の場合、前年の収入はそこそこ高かったものの、毎月の変動が大きいことが不安視されたのかもしれません。」

 

勤務年数が短い
 「新しい職場に転職してから間もない時期にカードローンを申し込みましたが、審査に通りませんでした。カードローンの審査では、勤務年数も評価されます。特に、1年未満の勤務年数の場合、収入の安定性や雇用の持続性が懸念され、審査に不利になることがあるようです。」

 

ここがポイント!

審査が通らないケースを踏まえて戦略を立てよう!

 

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