銀行系カードローンを申し込む前に審査について基本的な情報をまとめました。過去の借り入れ情報や、返済状況で滞納していないことがポイントになっているようです。
〜目次〜
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銀行系カードローンの審査はどのくらいかかるのか
お金を借りる際に誰もが気になる審査について、銀行系カードローンの場合はどうなのか?紹介します。通常銀行のカードローンを申し込むと仮審査を受けてから、本審査を受けるという流れになるので、どうしても手続き上の問題で時間がかかってしまうものです。しかし、最近の銀行系カードローンなら審査の結果が最短で10秒で分かるほど早く知ることができます。また基本的に、安定した収入がある人なら誰でも利用できますので、正社員でなくてもアルバイトやパートでも毎月決まった収入があれば申し込みが可能と言うことになります。また即日審査が可能で、借入れも終結した時間帯によっては申し込んだ当日中にお金を受け取ることが可能。
審査の基準というのは公にされていないので、一概にどういう条件であれば大丈夫ということは断言できませんし、残念ながら同じような状況下に置かれていても、個別で財政状況や過去の金融機関やキャッシングの利用状況が異なるので審査の結果として出てしまいます。個人信用情報なども審査の結果に大きく影響しているようなので、もし過去に借り入れがあり滞納してしまった事があった場合は何らかの情報が残ってしまい審査結果に大きく響いてしまうこともあるようです。
少しでも審査が通るようにまずは事前に年齢や収入について各社で条件が異なりますので確認が必要になりそうですね。また、独自で仮審査をネットで簡単にチェックできるサービスもありますので利用してみてください。
銀行系カードローンは最短10秒で審査の結果がわかる!
銀行系カードローンの審査の流れ
自宅など不動産を購入する際に利用される住宅ローンは、金融会社の審査に通過することが利用の条件になります。銀行系カードローンにおいても同様に、利用をするためにはいくつかの手続きが必要です。まず希望する金融会社に申込みを行ったら最初に行われるのが仮審査で、主に申込みを行った人の個人情報、勤務先や返済能力といった点を大まかに確認します。申込み内容は審査の結果を左右する重要なポイントになるため、嘘偽りなく正確に記入しなくてはいけません。
この仮審査に通ると次は本審査に入ります。本審査とは仮審査では行われなかった確認事項について細かく調査を行う手続きです。この時に勤めている勤務先への在籍確認や、信用情報機関から取り寄せた資料で他社の借り入れや返済についてしっかりと確認が行われます。そのため、別の会社でもローンを組んでいるのにそれを隠して申込みをしても必ずバレてしまうのです。
そのほかにも、本審査では属性審査という雇用形態や勤続年数といった社会的信用もしっかりと調査されます。この本審査によって問題なしと判断されて初めてカードローンを利用することが可能です。これらの審査は金融会社によって条件が異なるため、自分にあった所を見つけることが大切になります。
銀行系カードローンは審査の利点を比較して検討する
《各種カードローンの審査について比較検討する》
銀行系カードローンのサービスは多くの融資してもらえる機関の中でも審査が迅速です。消費者金融同士でサービスレベルの比較をすると、融資の時間が30分でほぼ完了する会社と、1時間前後かかる会社があります。その差は30分前後ですから、実質的には問題になりません。融資の審査基準は、消費者金融により異なります。最初に融資を申し込んだ会社では断られても、すぐに別の会社で申し込むと審査OKが出ることが多いです。これは特定の消費者金融が審査をゆるくしているのではなく、審査するポイントが異なるためです。銀行系カードローンもキャッシングサービスを個人客に行います。
消費者金融と比較すると、銀行系カードローンは金利を低めに設定しているケースが多いです。借入金額が多かったり、返済期間を長期に設定する場合、金利が低いと総返済額に差が出るので、低金利でお金を借りられるカードローンは有利になります。キャッシング審査のスピードを銀行系カードローンと銀行のカードローンで比較すると、かなりの開きが生じます。銀行系カードローンは30分から1時間で審査の結果が分かり、OKであればすぐにお金を自分の銀行口座へ振り込んでもらう事が可能です。銀行カードローンは、審査を数日待たなければなりません。即日審査のノウハウがない大手銀行のカードローンは、即日審査には対応していないのです。銀行系カードローンは、借りるお金を振り込む口座はどこでもOKというところもあります。銀行カードローンは自行の口座限定の振り込みとなるため、口座を開設する必要もあります。
銀行系カードローンは低金利・即日審査・即日キャッシング・振り込んでもらう口座はどこでもOK!
《審査を受ける前に返済シミュレーションで比較》
カードローンを比較するときは使いやすさにもこだわりましょう。金利、限度額で比べることも大切ですが、キャッシングによって使い勝手が異なるものです。金利が低いという理由で選んでも、リボルビング返済しか用意していない商品もあります。リボ返済はいわゆる分割の一種ですが、毎月の返済額が少額となっており、元金が減りにくいという特徴があります。繰り上げ返済が可能であれば、お好きなときに一括で完済することが可能ですが、リボ返済のみで繰り上げができないローンもあるのです。
比較するときは金利にばかり着目する方が多いですが、意外と大切なのが返済方法の種類なのです。使用できるATMも重要であり、業者により利用できる提携ATMが異なります。コンビニ対応しているものは利便性が高いですが、業者によって利用手数料が発生することがあります。1回につき100円+消費税8円などの手数料が発生するので、頻繁に利用する方だと大きな金額になるでしょう。借入額が少ない方だと、利息よりも手数料のほうが大きくなってしまう可能性もあるのです。金利比較をするときは、金利が一種類しかないキャッシングがおすすめです。実質年率12.0%という商品の場合は、借入額に関係なく12.0%での金利適用となるので、利息計算も簡単に行えるのです。実質年率4.5%〜17.5%の商品だと、実際に金利がわかるまで利息計算は行えません。
また審査が終了するまで金利が決まらないことも多いので、事前に返済シミュレーションを利用することで返済の全体像が把握できます。また一律金利のローンがおすすめである理由でもあります。
返済シミュレーションを活用して金利を比較しよう!
銀行系カードローンの審査落ちを防ぐには
銀行系カードローンは消費者金融に比べて金利が安いですが、審査厳しいと言われています。その理由は銀行自体が審査を行っているのではなく保証会社が行っているからです。銀行系カードローンでは融資は銀行が行っていますが、委託された保証会社が審査から返済のサポートまで行っています。そのため借入主の返済が滞ってしまった場合には、保証会社が代わりに銀行に返済をしなければなりません。
また、消費者金融などでは年収の3分の1までしか借入出来ない総量規制がありますが銀行はこの対象外なので、給与額に見合わない金額を貸してしまう場合があります。収入に見合わない金額を借りてしまったことによって返済が滞った場合にも保証会社が代わりに返済をしなければなりません。このような自社のリスクを少なくする為に、保証会社は非常に厳しく審査を行っています。
審査の際には、年齢、職業、年収、家族構成、居住形態、居住年数などの細かい項目を総合的に見て審査されますが、特に過去5年から10年の間の信用取引は重要視されており、踏み倒しのリスクがないかをチェックされます。過去にキャッシングの経験があり3カ月以上滞納している経験がある場合や、クレジットカード・携帯料金といった月々の支払いに滞納がある場合には審査に通ることが難しくなります。滞納の面だけでなく自己破産の経験や、一度に3社以上にローンを申し込んでいるなど、他社にも同時に申請していると返済困難となる可能性の高い多重債務者とみなされてしまいます。
そして見落としがちなポイントですが、会社への在籍確認が行えなかった場合や、提出内容に不備がある場合にも審査に影響があるので確認を行うことが重要です。また安定した収入が継続的にあり返済が行えることが、保証会社の最も重要なチェック項目なので、短すぎる勤続年数や収入に見合わない希望額も審査が厳しくなる理由となります。しかし、安定した収入があればパートやアルバイトでも審査に通ることが可能です。